長い年月と自然がつくり出した味のある看板 自然の芸術?

これは看板というより、自然がつくりだしたオブジェです。

もともとは、看板のベースだったのでしょうか。
サビって、日本人は嫌う人が多いですがヨーロッパなどでは、サビを楽しんでいると言います。
紅葉のように、年々色が変わっていって渋味が出てくる。
これは本来、日本人が持っていた文化だと思うのですが。
人間も建物も、新しい(若い)だけじゃなく、老けて味や渋味出ていくのを楽しめるようになりたいものです。

この店、かなり老朽化が進み、ちょっとみすぼらしい感じでしたが、この錆びた壁は世界でたった一つのアートであり、この店の財産です。
多分、近いうちにこの建物はリニューアルか建て替えになるのでしょうね。
もし、この店をリニューアルするなら絶対にこの壁を生かしたデザインにして欲しいです。
間違っても、取り壊して廃棄処分にだけはしないで!